鍼々済・学園鍼灸治療院・漢方薬延年堂
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鍼灸と「疼痛(痛み)」はとても相性がよく、臨床でもエビデンスでも“補助的〜第一選択の一つ”として使われることが多い分野です。 ただし万能ではないので、仕組みと適応を理解しておくのが重要です。
① 神経レベル(ゲートコントロール理論) * 鍼刺激 → 太い神経(Aβ線維)が活性化 * 痛みを伝える神経(Aδ・C線維)を抑制 ⇒「痛みの信号をブロックする」
② 脳内物質(内因性オピオイド) * 鍼刺激でエンドルフィンなどが分泌 * モルヒネ様の鎮痛作用 ⇒自分の体の“天然の鎮痛剤”が出る
③ 血流改善・筋緊張の緩和 * 局所の血流↑ → 発痛物質の排出 * 筋硬結(トリガーポイント)が緩む ⇒コリ由来の痛みに強い
④ 中枢(脳)の調整 * 慢性痛では脳が過敏化 * 鍼で痛みの感じ方そのものを調整 ⇒「痛みのボリュームを下げる」
◎ よく効く * 腰痛(ぎっくり腰・慢性腰痛) * 肩こり・頚部痛 * 筋筋膜性疼痛(トリガーポイント) * 緊張型頭痛 * 膝痛(変形性関節症など)
○ 効果あり(個人差あり) * 坐骨神経痛 * 五十肩 * 生理痛 * 線維筋痛症(補助的)
△ 注意が必要 * 骨折・感染・腫瘍性疼痛 * 急性の激しい炎症 ⇒ 医療機関優先(鍼灸単独はNG)
✔ 薬を使わない(副作用が少ない) ✔ 慢性痛に強い ✔ 筋・神経・自律神経に同時アプローチ ✔ 西洋医学と併用できる
* 「1回で完全に治る」→慢性痛は複数回必要 * 「どんな痛みでも効く」→適応がある * 「強く刺すほど効く」→逆効果になることも * トリガーポイントを正確に取る * 刺激量(浅い・深い)を症状で調整 * 継続頻度:最初は週1〜2回 → 徐々に間隔延長
* 鍼灸は神経・脳・血流の3方向から疼痛を抑える * 特に筋肉由来・慢性痛に強い * ただし器質的疾患は除外が前提